アプローチ先の部署を効果的に選定する方法

営業活動で成果を上げるためには、アプローチ先として最適な部署を見極め、適切なターゲットに働きかけることが重要です。
アプローチする部署の選定を誤ると、せっかくの提案が担当者に届かず、成果につながらないことが多々あります。
この記事では、アプローチ先の部署を効果的に選定する方法について解説します。

1. アプローチの目的を明確にする

アプローチの目的を設定する

まず、アプローチの目的を明確に設定しましょう。
例えば、「業務効率化のソリューションを提案したい」「製品の安全性を向上させるためのツールを提供したい」など、提供するサービスやソリューションの目的に応じて、関心を持ってもらいやすい部署が決まってきます。

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業務効率化を図るサービスであれば、「業務管理部」や「システム部門」が適切なターゲットになります。

課題解決の方法を考慮する

提案したいソリューションがどのような課題を解決するのかを考え、それに関連する業務を担う部署を特定します。
製品やサービスが解決する課題と部署の役割が一致することで、スムーズなアプローチが可能になります。

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コスト削減に貢献するツールであれば、「財務部」や「購買部門」がアプローチ先として適しています。

2.組織図や部署の構造を調査する

企業の組織図や部署の構成を確認

アプローチを検討している企業の組織図を確認することで、どの部署がどの業務を担当しているかを把握します。
組織図から、関連する業務や責任範囲が見えてくるため、効果的なアプローチ先を選定しやすくなります。

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BtoB SaaSサービスを提案する場合、情報システム部やIT部門が直接的な関係を持つ可能性が高いため、組織図でそれらの部署の位置を確認します。

部署の連携関係を把握する

組織図だけでなく、どの部署がどのように連携しているかも重要なポイントです。
例えば、経理部と財務部が連携してコスト管理を行っている場合、両方の部署にアプローチすると効率的です。

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商品在庫の最適化を図る提案を行う際、物流部や購買部といった部門が連携している可能性があるため、連携関係も考慮したアプローチが効果的です。

3.過去の成功事例を参考にする

同業他社での成功事例を調べる

過去に同じ業界や同じ規模の企業で成功した事例があれば、それを参考にしてターゲット部署を選定します。
成功事例に基づいてアプローチ先を決めることで、ターゲットの企業にも関心を持ってもらいやすくなります。

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製造業でのコスト削減の成功事例がある場合、「生産管理部門」や「経理部門」など、同様の業務を担当する部署にアプローチするのが有効です。

成功事例を基にした具体的な提案

同業他社での成功事例を提示しながら、具体的な効果を示すと効果的です。
アプローチ先が実際に得られるメリットが明確に伝わりやすくなり、提案の成功率が向上します。

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「△△社では、当社のツール導入後、生産管理業務が20%向上しました」といった実績を共有し、説得力を高めます。

4.部署ごとの関心ポイントに合わせた提案を作成する

部署ごとの関心ポイントを理解する

部署ごとに抱える関心事や業務上の目標は異なります。
例えば、IT部門はシステムの安定性やセキュリティに関心が高く、財務部門はコスト削減や収益管理に重点を置いています。
ターゲット部署の関心ポイントに合わせた提案内容を用意しましょう。

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財務部門には「投資回収期間(ROI)」を具体的に示し、IT部門には「システムセキュリティの強化」について説明することで、それぞれの関心事に応える提案が可能です。

問題解決に直結するポイントを強調する

部署ごとの関心ポイントを理解した上で、提案内容がその部署の課題解決に直結することを強調します。
自分たちに直接関係する課題が解決できると感じてもらうことで、話を聞いてもらいやすくなります。

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「経理業務の効率化」を目指した提案であれば、経理部の業務負担軽減や精度向上といったメリットを強調します。

5.決裁権を持つキーマンにリーチする

決裁権のある人物を特定

アプローチ先の部署内で、実際に決裁権を持っているキーマンを見極めることが重要です。
特に、大きなプロジェクトやシステム導入に関しては、部門長や上級管理職が意思決定を行うことが多いため、こうした人物にアプローチします。

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部長やマネージャークラスの担当者をターゲットに、「業務効率化」や「コスト削減」といった具体的なメリットを伝えることで、関心を引きやすくなります。

リレーションシップを構築する

キーマンに直接アプローチするだけでなく、リレーションシップを築くことも重要です。
信頼関係ができていると、商談に持ち込みやすく、話を進める上で有利になります。

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アポイントを取る前に、キーマンが出席するセミナーや展示会に参加して顔を覚えてもらい、その後にアプローチするなど、徐々に関係を深めるアプローチも有効です。

6.CRMツールを活用して情報を管理する

CRMで部署ごとの情報を一元管理

CRM(顧客関係管理)ツールを活用し、部署ごとの情報を一元管理することで、効率的なアプローチが可能です。過去のやり取りや担当者の情報を記録し、次のアクションに備えましょう。

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営業担当が部署や担当者ごとに記録した会話内容や進捗状況をCRMで一元管理し、フォローアップのタイミングを逃さないようにします。

リマインダー機能でフォローアップを徹底

CRMにはリマインダー機能が備わっているため、フォローアップのタイミングを設定することで、次のアプローチ時期を逃しません。
CRMを活用することで、効果的な営業活動を計画的に行えます。

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フォローアップ時期に自動通知されるように設定し、継続的なアプローチが途切れないようにします。

【まとめ】ターゲット部署の効果的な選定で営業活動の成果を高めよう

営業活動を効果的に行うためには、ターゲットとなる部署の選定が欠かせません。
目的を明確にした上で、組織図の確認や成功事例の活用、各部署の関心ポイントを把握し、最適な部署とキーマンにアプローチすることで、営業活動の成功率が向上します。

今回紹介した手法を活用して、アプローチ先の部署を効果的に選定し、顧客との関係を深めていきましょう。

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